ワイン検定とは?
ワイン検定とは日本ソムリエ協会(通称J.S.A)が主宰・認定するワインに関する認定試験です。ワインの普及を目的としており、試験に合格することにより、一定のワインの知識を有していることが証明できるようになります。
ブロンズクラス
ブロンズクラスでは、まずはご自宅でワインを召し上がっていただくときの基本知識を身に着けていただきます。具体的には
- ワインを作るための主なブドウの品種や栽培、1年間の流れ
- ワインの歴史・分類・造り方
- ワインボトルの形やラベルの見方
- ワインの楽しみ方にまつわる内容(抜栓やグラスの選定、保存方法など)
こういった内容になっております。何も知らずにワインを飲むのと、こういったことを知ってから飲むのとでは楽しみ方も違ってきます。いずれの内容も、知っておくことによってワインの楽しみ方の幅がぐっと広がるものになります。
試験概要
・筆記試験(マークシート方式)
一般的に選択問題となっております。40分で解いていただく試験なので、さほど大きなボリュームではございません。
また、試験前には90分の講義がございます。試験内容についてしっかりフォローさせていただきますので、ワインは好きだけど試験なんて自信がないという方もご安心いただければと思います。
テイスティングの実技(ブラインドテイスティング)はございません。
金額
11,000円(税込)
金額の中にはテキスト代が含まれています。また、テキストを先に入手していただけている方は安くなります。申込時にテキストを既に持っている、をご選択ください。
シルバークラス
シルバークラスでは、ワインバーやワインショップ、レストランなどで、ソムリエさんとコミュニケーションを取り、適切にワインを選択することができるようになることを目指します。具体的には、その国やワイン産地ごとの
- 歴史
- 気候、風土
- 栽培されるブドウ
- 法律やA.O.C、それに準じる各国原産地統制呼称
- 醸造方法、流通方法 など
といったものを学んでいきます。国も実に13ヵ国について網羅されており、ブロンズクラスよりも体系的に、そして深く踏み込んだ内容へと進化していきます。しっかり覚えた後にソムリエさんらと会話を交わすと、今までとは違った深い楽しみを味わうことができると言えます。
試験概要
・筆記試験(マークシート方式)
一般的に選択問題となっております。50分で解いていただく試験です。ブロンズクラスの試験内容よりかはボリュームが増えております。
こちらも試験前の時間に講義がございます。講義内容がしっかり分かる状態であれば試験も問題なくパスできるかと思います。
シルバークラスも、テイスティングの実技(ブラインドテイスティング)はございません。
金額
15,000円(税込)
(余談)ソムリエ・ワインエキスパートとワイン検定
ワインと言ってすぐに思いつく資格名称として「ソムリエ」を挙げる方は多いかと思います。
日本で一般的にソムリエを指し示す場合、日本ソムリエ協会(J.S.A)の試験に合格し、認定を受けなければなりません。しかしソムリエ試験を受けるためには、飲食業・ワイン輸入業に2年(J.S.A正会員でない方は3年)以上従事し、かつその収入で生計を立てているという条件が必要となるため、業界外の方はまず受験する資格すらありません。また、試験内容は世界のワインについて勉強し、試験に合格する必要があるのはもちろん、テイスティングによるワインのコメント試験、筆記論述試験、最後にワインを実際に抜栓から供出するまでの様相を見せるサービス試験まであり、決して簡単な難易度ではありません。
一方で日本ソムリエ協会では、業界外の人でもワイン愛好家などを対象としたワインエキスパートという資格も主宰しています。こちらは20歳以上の方であれば従事する仕事内容を問わず受験が可能です。ただし、試験内容はソムリエ試験とほとんど遜色のない内容となっており、世界のワインに関する試験とテイスティング試験を行い、合格した人がワインエキスパートとなります。
いずれの資格においても合格率は3~4割程度となりますが、試験期間中(毎年3月1日に試験要綱公開、募集開始、テイスティング試験終了は10月半ば、サービス試験は11月末頃)はほぼ毎日勉強に精励しなければなりません。このためこれらの資格は一筋縄には取得はできないというものになります。
しかしワインは生活の様々なシーンで愛飲されており、上記のソムリエ・ワインエキスパートのような専門性が高い資格を有していなくても、広く愛されるお酒であるべきと考えます。そこでワイン検定のような、ワインの基礎知識は網羅しつつも、知ることによって何倍もワインを楽しむことができるようになる大衆資格も世の中には必要です。それらが広まっていくことが、ワインの普及という形になるのではないでしょうか。